キッチンダニって何なのさ?
台所ダニがアレルギーの原因って?
台所ダニの予防方法はあるの?
というアナタに、お話しさせていただきます^^
台所ダニ、キッチンダニとは?
どの家にもある粉製品、小麦粉をはじめホットケーキミックス、
お好み焼き粉などの“粉もの”。劣化の心配がなさそうに見えて
実は「ダニ」の温床になる可能性があるのです!
ダニは、でんぷんやたんぱく質、うまみ成分などを含むものに
繁殖しやすく、お好み焼き粉、天ぷら粉、ホットケーキミックス
粉ミルク等の粉末食品、煮干し、かつお節、魚粉、干しシイタケ
スナック菓子、乾燥ピール酵母、砂糖、ココア、きな粉、香辛料
ドライフルーツ、チョコレート、味噌などからも検出された報告
があります。
ダニは、室温20~30度・湿度60%以上で繁殖しやすく、
台所はダニの繁殖しやすい環境といえます。
「粉モノは腐らない!」と、開封後キッチン周りに置いておくと
知らず知らずのうちにダニが混入し増殖てしまいます!
粉製品に混入したダニによるアレルギー
粉製品に混入したダニを摂取したことによる即時型アレルギー
(アナフィラキシー)は、1993年に初めて報告されました。
症状は皮膚症状(全身の紅斑、じんましん、かゆみ)、呼吸困難が
主ですが、意識低下、ショックなど全身的なアナフィラキシーが
生じる場合があります。
このような症状は、摂取した直後から1時間以内に発症している
ケースが殆どで、ダニが混入した粉製品を使用して加熱調理した
料理を食べたことが原因と考えられています。
多くの例において、原因となった粉製品は、開封後に数か月から
数年にわたって室温保存していたものであったことが報告されて
います。
発症した人は全員がダニアレルギーでしたが、過去にアレルギー
症状がなく、自分がダニアレルギーを持っているという自覚の
なかった人もいました!
※アナフィラキシーについて…
アナフィラキシーは、発症後、極めて短い時間のうちに全身性に
アレルギー症状が出る反応で、全身性に複数の臓器(皮膚、粘膜、
呼吸器、消化器、循環器など)にあらわれます。
アナフィラキシーにより、血圧の低下や意識障害などを引き起こし
場合によっては生命を脅かす危険な状態になることもあります!
台所ダニ・キッチンダニ対策!ダニの予防方法は?
熱に強いダニアレルゲン!加熱調理をしても防ぐことができません。
開封後の保存方法&注意点!
1.開封後は密閉!
ダニはにおいを感知します。食品のにおいが漏れないように密封を。
袋内の余分な空気を抜き、開封部を数回折り曲げクリップで止める
などして密封容器へ入れるなど、においが漏れないようにします。
※輪ゴムやクリップで止めても、ダニは容易に入り込んでしまいます。
2.開封後は冷蔵庫へ!
冷蔵庫内は3~6度で、ダニの活動が停滞する温度でもあります。
低温では活発な繁殖はしませんので、密閉した上で冷蔵しましょう。
※冷蔵保存した場合でも、早めに使い切るようにしましょう!
3.湿度の低い場所で保管!
ダニは低湿度に弱い性質があります。食品に吸湿させないようにする
ためにも密閉は有効です。冷蔵庫で保管する際も密閉容器に乾燥剤を
入れておくとより効果的です。
※カレー粉でダニ対策!
ダニは香辛料の臭いが嫌いです。小袋にカレー粉を入れ、粉モノに
忍ばせておきましょう。
開封後、密閉保存する際にカレー粉を一緒に入れておきましょう。
一緒に置いておくだけでもダニが近寄ってこなくなると言われますが、
冷蔵保存でダニ増殖を抑制すればより効果的です。
おわりに…
ダニも美味しいにおいに誘われて、コッソリ侵入してしまいます。
キッチンダニを予防するには、保存に注意!これしかありません。
完璧は無理でも、出来る事をして予防しましょう。
明るい未来は自分で作る。自分の体は自分で守る!
と常日頃心がけております^^
本日もお付き合い誠にありがとうございます!